ド~はドキドキするね…のド~
レ~はレンタル彼女なのに…のレ~
ミ~は見られてると思うと…のミ~
ファ~はファッ!?ってなっちゃう…のファ~
ソ~はそんなとこ…ん…のソ~
ラ~はラッパ吹いちゃう…のラ~
シ~は幸せだね僕たち…のシ~
さあ、お時間ですのでレンタル料金をお支払いください…。
『じゃ、おじさんまたね!』
ああ…楽しい時間はあっという間だなあ…。
でも君と一緒に過ごす時間は1時間7000円でも構わないくらい、かけがえのないものだよ1時間7000円でも…。
金髪ショートボブが良く似合う小柄で元気な女の子、鴨頭嘉子ちゃん…。
またおじさんラッパ持って会いにいくよ…。
ドレミファソラシドのキャラクター
今回はドレミファソラシドを始めとした、各音のキャラクターを紹介してみよう。
音にはそれぞれ色々なキャラクターがあって、それによってコードの色合いや機能が決まってくる。
自分でコードを作ろうと思ったら、このキャラクターを知っておくと便利。好きなコードを作ってみよう!
じゃちょっとラッパ置いてくるから。
要らない音なんてない!
音にはキャラクターがある。
ちょっと俗な言い方をすれば、エライ音、そうでもない音ってのがある。
エラくない音が要らない音かっていうと、全然そんな事なくて、様々な響きを作ろうとしたらどこかで必要になってくる。
必要ない音なんてない!
要らない人間なんて一人もいない!だから…君は…君は…君は一人じゃなアアアァァァァァァaaaaaaaaaaaaaaaaaaaイィィィィィィッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
はっ、ちょっと感情的になってしまった。
ま、まあまあ、色々な人がいるしね…。関係の濃淡ってのもあるし…。おじさん、この手の話は何だか悲しい。
あれ?何の話だったっけ。
そうそう、音のキャラクターについてです!
ドレミファソラシドの並び方を覚えてみよう
さてさて、まずはざっくりとドレミファソラシドの名前を図で表記してみよう。
おお…ドレミファソラシドに囚人番号みたいな数字がついとる…。なんじゃこら。
と思われた方、分かる…ッ!おじさんもギター始めた頃、ドラクエ5の塔のBGMを弾きたくて、サントラ盤についてた楽譜でコピーしようと思ったんだけど…。
Dm7(9)
B♭△7(#11)
Em7(♭5)
Gm7(11)
なんかこんな感じのコード表記しかなくて、ええ…TAB譜じゃないと分かんないんだけど…手持ちのコードにこんなのないんだけど…。
なんすかこの記号と数字…。
うん、挫折を味わったよ…。
指板上の各音の配置図
もう挫折したくないっ!ということで。
まずは上記の表で各音の指板上の配置をざっくり確認してみよう。
同じ音に違う名前がついてる場合があるから注意しよう。
オクターブ違いで別の呼び方になってることが多いよ~。
ギターで弾いて覚える音の位置関係
そして上記の表の音の並びを、ギターの弦に当てはめてみよう。
最初はルート音、つまり1stの音の位置を確認して、そこから繋げるように覚えてみよう。
どの弦にルートを置くか、で各音の位置関係は変わってくる。Rのところがルート音。
CメジャースケールとCコード
5弦3フレットにルート音を置いて、以下の順番に指板をたどってみる。
- ルート音(1st)
- 2nd(9th)
- M3(メジャー3rd)
- 5th
- 6th(13th)
- M7(メジャー7th)
- ルート音(1st)
- 5th
単音の部分はCメジャースケールの音階になってる。Cメジャーコードの構成音が含まれていることが分かると思う。
CマイナースケールとCmコード
次に以下の順番で弾いてみると。
- ルート音(1st)
- m3(マイナー3rd)
- 5th
- m7(マイナー7th)
- ルート音(1st)
- 2nd(9th)
- m3(マイナー3rd)
- 11th(4th)
この音階はCマイナースケールになる。
さっきのCメジャースケールとは違う感じになるねえ。
スケールとコードをリンクさせるということ
スケール(音階)とコードをリンクさせて覚えることがめちゃくちゃ大事。
これはアドリブでソロを弾くときや、自分でフレーズを考えるときに大きなヒントになる。
各音をどう組み合わせるとどういう響きになるか、ということを実際にギターで鳴らしながら、頭と耳の両方で覚えるのがオススメ。
数字と記号を暗記するような理解の仕方は、かえって効率が悪いし何より楽しくない。
自分の好きな響きのコードの各音を把握して、その構成音のどの音が好きなのか、を理解してみる。
そうすると、どういう音の組み合わせが自分は好きなのか、ということが分かる。
『好き』を基準にして覚えていこう!
複数の弦にまたがって、音の位置関係を理解するのはちょっと大変だけど、少しずつ覚えて行こう。
そしてそれぞれの『音のキャラクター』を知ると、コードを作るときに結構役に立つ。
12音のキャラクター紹介
そんじゃ、それぞれのキャラクターを紹介してみよう。
1st この人が一番エライ。メジャースケールにおいては、この人を基準にして他の音が決まって行く。
まさに神。神が間違う事などない。故に神。ちょっと言い過ぎた。自称神様おじさん。
たまに1st音を省くこともある。意外と1st音がなくてもコード感は成立する。自分のこと神様って言っちゃう人って…ねえ?
いや、悪い人じゃないんですよ?
♭9th オルタードテンションってやつ。
使いどころは限られるけど、V7コード等に組み合わせると、何ともジャズっぽくなる。
いぶし銀。心の傷を表に出さないタイプ。
2nd/9th ひとことで言えばオシャレさん。
特にオクターブ上の9thになると、そのオシャレさはおじさん一回パンツを履き替えるほど。
擬人化した場合、金髪ショートボブが良く似合う感じになるに違いない。絶対かわいい。
好き。
マイナー3rd/#9th マイナー3rdの場合、『お前がいると暗くなるんだよ…!』って言われてそう。
この子がいるとマイナーコードになる。重要な音なんだけどね…。
#9thの場合は、メジャー3rdと組み合わせると…。ジミヘンになる。
通称ジミヘンコードの素。
メジャー3rd とにかく明るい。
この子がいるとコードの響きが明るくなる。
しかし場合によっては、特に#9君との組み合わせはちょっと…普段が明るいだけに…そんな一面もあるのね…。
ドキドキ。
4th/11th 形容詞で言えば『ゆるふわ』。
ゆるふわOL。レちゃんとはまた違う感じのオシャレさがある。
割とどの音とも仲良くなれる。
擬人化した場合、OL属性は外せない。絶対かわいい。
好き。
♭5th/#11th 何ともつかみどころがない感じ。でも使いどころはちゃんとある。
♭5thの場合はドミナント系のコードと組み合わせるといい感じ。
#11thの場合はV7コードに組み合わせるとボサノバ感が出る。Ⅳ△7コードと組み合わせるとナチュラルテンションとして扱われる。
使いどころを押さえると輝く、クラスのリーダーの親友の友達。
学校を休んだ日には、プリントを持って来てくれる。
5th コードの構成音はあまり多すぎると、濁って聴こえる為、大体4つの構成音からなる4声和音が一般的。
そうすると『省かれる音』っていうのが出て来るんだけど、その筆頭がこの5th君。
いてもいなくてもコードの機能は変わらないから…。いやでも君がいるとコードの響きに厚みが出るから…いやでもやっぱりコードの機能は変わらないし…。
要らない人なんていない…!いないんだッ…!でもやっぱり省かれちゃう。
ぐすん。
♭13th オルタードテンションの一つ。Ⅲ7コードやV7コードと組み合わせるとジャズ感が一気に出る。
カジュアルスタイルも着こなす、オールバックの素敵なおじさま。うっとり。
抱かれたい…。
6th/13th 頼りになるしっかり者。
マイナースケールでは1stになる人。どんなコード進行でもこの人が出てくると落ち着く。
1stさんの次にエライ人って感じ。出来る女上司。どきどき。9thちゃんと組み合わせると…。
どきどき。
マイナー7th 3rdと並んで重要な音。
この人がいると大体ブルースっぽくなる。渋い。
CV小林清志。
シブい。
メジャー7th 何とも落ち着いた感じのオシャレさを持つ、素敵な紳士。
優しい。高そうなステッキ持ってるでしょ、絶対。
気になったらレベルアップのチャンス!
さて、独断と偏見に基づいて各音のキャラクターを紹介してみたけども。
擬人化するとちょっと悲しくなる音もあるね…。
ところでよく分からない用語もチラホラあったかも知れない。
オルタードテンションとかナチュラルテンションとか。
ローマ数字とかドミナント何とか、とか。
その辺りが気になったら、レベルアップのチャンス!
もっとちゃんとしたサイトや教則本で調べてみよう!
…いや、このサイトでは楽しむ事に主眼を置いて挫折リスクを低減する目的でうんたらかんたら。
① 役に立った
② 役に立たなかった
③ ラッパを何に使うの…?
はいはいありがとうございます①ですか。①ですよねぇそう言ってもらえると励みになりますわい。
ラッパは…その…プレイの一環というか…。
でもおじさんラッパ初心者だから。
ファッ…!って鳴っちゃう。