『コード』って何だろう…?
出しっぱなしにしてたら何も触らなくても絡んじゃうよね~。
今はコードレスの製品が多いけど、おじさんファミコン世代だから。最近のゲームコントローラーってコード付いてないんだよね。
PS4買った時ちょっと感動したもん。ファミコンのコントローラーはコードが結構絡んでたんだよ。
あと使ってる内に十字ボタンがすげえ固くなる。思いっきり押しても全然反応しないの。もうアクションゲームなんて絶対プレイ出来なくなる。
そんな状態で忍者龍剣伝なんかやれますか…!?
はい、途中からコードの話ですらなくなってしまいましたが、そっちのコードじゃない!
違う違う、そうじゃ、そうじゃない…!
と思われた方、どうかサングラスをかけ直してください。
音楽の…コードの事…ですよね…?(櫻井くん調)
あぁあぁ、みなまで言うなみなまで言うな分かっとりますがな音楽のコードの話でござんしょ?
いやすいませんね、こっからちゃんとコードの事を書きますからどうかサングラスをかけ直して下さい。
メジャーとマイナーと
コードにはメジャーコードとマイナーコードというものがある。
これはギターを始めた時に何となく知る事になると思う。
アメリカの野球に絡めてふざけるべきところだが、おじさんあんまり詳しくないから見送ります。四球を選ぶ。
Cメジャーとか、Aマイナーとか。
メジャーコードは明るい感じ、マイナーコードは悲しい感じっていうのは何となく分かると思う。
音楽理論をちょっとだけ
この『何となく分かる』のところが、音楽理論を学ぶと、
『何となく分かる気がして来た感じの状態になれたような気がする』
ようになる。いや、学べば学ぶほど奥の深さと自分の無知さを知る事になるんだよ…。
それでもそれでも。ちょっと理論をかじるだけでも漠然とコードを丸暗記するより断然コードを覚えやすくなる。
そもそもコードを自分で作れるようになるので、暗記の必要が無くなる。
3度の音が長3度ならメジャーコード、短3度ならマイナーコードというのがコードの決まり。長と短はメジャーとマイナーの日本語版と覚えてもらえたら良いだろう。
いや急にそんな感じで言われてもわけわからん、て方も大丈夫。
まずは何となく用語を知るところから始めて、ちょっとずつ理解を進めて行けば良し。
後から『ああ!そういう事か!』って思う瞬間があるから。この瞬間が楽しいんだよね~。
まあ、他のちゃんとした教則本やサイトで学んだ方が理解が早いかもしれないが、ここでは楽しむ事に主眼を置いてますので…。
現代音楽に使われる12の音
現代音楽で使用される音の数は12個である。ギターも12フレットで1オクターブ。ギターは現代音楽で使われる全ての音を出す事が出来る!これは結構すごい!
この12個の音を組み合わせてコード、日本語で言うところの和音を作る訳である。
ドレミファソラシ、で7個。これはピアノの鍵盤で言えば白鍵の部分。これに黒鍵の5個を加えて12個。黒鍵は#、♭の変音記号の付いた音が鳴る。
12個の音の組み合わせでどれぐらいの数のコードが出来るのか…?
12×12で144個?ギターの弦は6本だから、×6で864個?
指が全然足りない…!と思った方、指は足にもあるんですよ…?
………ッ!
コード構成音の数
安心してください。1つのコードで使われる音の数は大体4個まで。4和音というのが一般的。
足がつりそうになってる方、リラックスしてね!
捻挫したわ!このちょびヒゲかえる野郎!
はっはっは。カニじゃないんだから。
全弦弾きのコードは6個音が鳴ってるじゃん、と思う方、鋭い!
これは構成音の中にオクターブ違いの同じ音が含まれているからで、6本の弦が全て違う音になっていることはまずない。
ギターの場合、3和音と4和音が一般的に良く使われる。指の数問題はクリアである。
音の名前
12個の音にはそれぞれ名前が付いている。数字だったり記号だったり。これが名前なら囚人番号みたいだね!
………。
…………。
えっと、同じ音なのに複数の名前が付いてる事もある。ピアノで言えば黒鍵の部分に多くて、#♭の変音記号が付いてるせい。
#(シャープ)は半音高い音。
♭(フラット)は半音低い音。
この辺は小学校の音楽の時間に習った人も多いと思うが、あんまり専門的には教えないからねえ。おじさんは当時鼻水垂らして聞いてました。
例えばソ#の音とラ♭の音は同じ音。実際にギターを手に取って確認すると分かりやすいね。
音の名前の決まり方
どの音を起点にして数えるか、で名前が決まる。ここが複雑に思えて難しく感じるかも知れないが、基本を覚えてしまえば大丈夫。
ピアノでいうと白鍵の部分にはドレミファソラシの名前が付いてる。
黒鍵の部分には#、♭の付いた名前が2個ある。大体こんな感じ。
ちなみにドレミファソラシドという音階はダイアトニックスケールとも呼ばれる。
言葉だけで良いので覚えとこう!
コードネームに付いてる数字
そして名前を数字で呼ぶ場合もあるが、これは『ある音』から数えて何番目の音かを表している。
『ある音』というのは『ルート音』の事。日本語では『根音』と言う。コードネームの一番左のアルファベットの部分の音の事である。
第1音(1st)という表現もある。コードの基礎になる音という意味。
この、呼び方がたくさんあるというのが複雑に感じる理由だと思うんだけどね…。
『おう新入り!俺がこの刑務所のボスだ。んでこいつがNo.2、あいつがNo.3の奴だ、覚えとけよ!』
こんな感じ。…こんな感じ…?
ちょっとずつ理解を進めて行こう!
① 役に立った
② 役に立たなかった
③ 鈴木雅之の曲って良いよねえ…
ハイアリガトウゴザイマス①デスネミナマデイウナミナマデイウナワカットリマスガナ。
想いをいま届けたい…!