さ、ピック、ピックについて書いていこうと思う。指で弾くフィンガーピッキングというのもあるが、おじさんはピック弾きをメインにしている。指弾きも練習してた時期もあったけど、難しいのである…。
このブログでは超初心者の方に向けて情報発信していこうと思うので、難しい事は出来るだけ取り上げないようにします。
…おじさんが難しいことを出来ないからなんじゃ…。所詮かえるだし。
はっはっは。そんなことはない。おじさんは何でも出来て何でも知ってて難しいことも聞いたらすぐ答えられて超頭良くてはっはっはっ。
ちょっとかえるに厳しくないですか?
…おじさんが指弾きが出来ないからじゃないよ…ほら、いきなり難しいことをやろうとして挫折したら良くないじゃん。挫折リスクは可能な限り抑えるのが重要。
指弾きは練習中。
さあ自分に合ったピックってどんなものだろう。色んな種類があるから、しっくりくるものを探してみよう!
4種類のピックの形
ピックとひとことで言っても形や材質、様々なものがある。どんなのを選んだら良いのかなあ…。
ピックの形にはざっくりと4種類のものがある。
ティアドロップ型
一番ポピュラーな形がティアドロップ型。直訳すると涙の雫。この名前の由来はまさに涙なくして語れない。
一杯のかけそばを年末のクソ忙しい時期に頼んで息子がまだ食べてるでしょうがアアアアアアあああああああああああああああaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(©田中邦衛)
そこでこぼれた涙の形、それが名前の由来。噓。
………………。
おじさんが最初に使ったのはこのティアドロップ型。ギター初心者さんはとりあえずこの形を選んで間違いないと思う。
ジャズ型
次はジャズ型と呼ばれる、ティアドロップ型を一回り小さくして、ピック先端をとがらせた感じの形。
名前のとおり、ジャズプレイによく用いられる。コンパクトで先端がとがっているので、速弾きがしやすくなる。メタル系のプレイヤーにも愛用者が多いそう。
反面、コードストロークやカッティングが多少弾きにくいかも。ピックが小さいとジャカジャカ弾いた時にズレやすくなるから。とは言えこの辺りは慣れの問題が大きい。上手い人は上手い。おじさんは…。
テクニカルなプレイヤー向きかも。速いフレーズを弾くときに試してみよう。
サムピック
『サム』とは親指のこと。親指にはめるタイプのピック。
これを使うとピックを握る必要がないので、人差し指や中指、薬指でのフィンガーピッキングも併用できる。
アコースティックギターのプレイヤーが愛用してるイメージ。まあエレキで使っても良し。好みの問題。
多少慣れが必要かも。いっかい使って試してみよう。
オニギリ型(トライアングル)
おじさんのオススメはオニギリピック。ん?だからオニギリピック。オニギリ。いやだから、ぼっ、ボクはオニギリッ、おっ、オニギリがっ、たっ、食べたいんだなっ、のオニギリ。
…山下先生…ィヤマスィタセンスィエエええええええええええええええええeeeeeeeeeeeeeee!!!!!!!!!!!!!!
はっ、ちょっと感情的になってしまった。
野に咲く~花のように~
まあ、正三角形のピックです。マジでオニギリ型って言うんだよ。握りやすくて、何より経済的。弾いてるうちにどうしても弦に当たる部分が削れてしまうんだけど、正三角形だから弾く部分が3ヶ所あって経済的。他の形にはないちょっとしたメリットである。
最初に選ぶピックの形としては最適だと思う。まあ、色々弾き比べてみてのおじさんの感想です。
ちなみに『お弁当形』『卵焼き形』『サンドイッチ形』『机の中に入れっぱなしにしてて多少グリーンなコッペパン形』っていうピックは、ない。
ピックの材質
結構色んな材質があるらしい。一般的なのはセルロイドのやつ。プラスチックとか樹脂系素材。なんか金属みたいなやつもあったなあ。人間の爪の感じを再現した素材とかも。
弦に当たった時のアタック感が結構変わるから、色々と試してみて欲しい。
おじさんのお気に入りは『セルテックス』っていう素材のやつ。セルロイドとナイロンの中間みたいな感触…らしい。弦との摩擦抵抗がほど良くて、スムーズな感じ。この感じ方には個人差が大きいから、実際に弾いて確認すると良いね。
高級なべっ甲ピック
今までに試した素材で印象的だったのは、べっ甲で出来たピック。何が印象的だったって、普通ピックって1枚100円くらいなんだけどそのべっ甲ピックは1枚1200円くらいしたんだよ。すんごい良い音がした…と思う…。
ほら、50000円のコーヒーって格別じゃん。その感じ。…分かる人には分かってもらえると思う…。歯ァ食いしばってホールを後にしたなあ。
ピックの硬さ
硬さは重要。…うん。多くは申しますまい。硬いのが、良いっ…!良い…。
いや、好みの問題なんだけど。一般的に柔らかいピックは弾き易いと言われる。特に速弾きがしやすいと。おじさん個人的には硬めのピックが好き。弾いてる感があってさ。…速弾き苦手です。
柔らかくて早いのと、硬くてアタック感があるのとどっちが女性にモテるかって話ですよ!
あ、ギターについての話ですよ?役に立たないとは言えギター講座ですから。
噓ピックあれこれ
さてさて、今まではオススメのピックを紹介して来たが、ここではオススメしない、なんなら存在しない噓ピックについて紹介してみよう。
こんなピックは嫌だ
- 山芋でできたピック
- ギターがヌルヌルベトベトになる
- 手がかぶれる
- サラダに入ってる薄切りのリンゴ
- ピックの形に似てたりするけど
- 美味しいから食べた方が良い
- 歯でギターを弾くと盛り上がるらしい
- あ、おじいちゃん何?
- ふがふが、ふがふが
- 生きてるカマキリ
- 素手ではちょっと…。
- ピッキングはカマキリの機嫌次第
- マジのオニギリ
- おかかが好き。美味しい
- は?ピックに使う?アホですか?
さてさて、いくつか紹介してみたがどうだろう。上記のピックは存在しないか、無理やり作ってもピックとして使うには不適当である。
なんで紹介したんですか?
…さあ。何でだろう…?
気は済みましたか?
うん!
ピックは色々試せる!
ギターや機材にこだわりだすと、まーお金がかかる。その点ピックは1枚100円~200円くらい。
有名ブランドのギターは買えなくても、ピックなら気軽に買える。
ピックを変えればプレイが劇的に変わる可能性もある。今まで弾けなかったフレーズがピックを変えたらあら不思議…!ってなこともあったりする。
様々なピックを気軽に試して、自分のプレイにしっくりくるものを見つけて欲しい。
① 役に立った
② 役に立たなかった
③ ああ…アホが書いたんだなあ
ありがとうございますありがとうございます①!①!ありがとうございます本当に…。
あ、某アホの坂田師匠を街で見かけて『おい、アホ!』って声掛けたらめちゃくちゃ怒るらしい。
おじさんも『おい、かえる!』って言われたら、は?何すか?かえる?何言ってんすか?って答えるし。