初心者の為のテンションコード

【G△7(13)】テンションコードでオシャレな響きを楽しもう!

ギターを始めたばかりの初心者さんはまず、いくつかのコードを覚える事を勧められると思う。

それは教則本でも、ギターをやってる友達でも、ギターマウントおじさんでも同じだろう。

『ええ?そんなのも弾けねえの?俺ギター持った瞬間から弾けたよ?センス無いからやめれば?どうしてもって言うならいくつかコード教えるけど?』

とか言っちゃうようなギターマウントおじさんから学ぶことなど何もないので、にっこり微笑んでその場を離れよう。

かく言うおじさんはかえるのおじさんなので、ギターマウントおじさんではないよ~。

最初に覚えるいくつかのコード

大体ギターを持って初めて覚えるのはCメジャーコードではなかろうか。

でもこれが意外と初めてのコードにしては難しい。指が開かなかったり、6弦のミュートが出来なかったり。

次に覚えるのは、Gメジャー、Aマイナー、Eマイナー辺りだと思う。これまた意外と、特にGメジャーは難しかったりする。

そしてF…!永遠のF…!

どのコードも始めたばかりの初心者さんにとっては難しいものだと思う。

コードチェンジって難しい…?

そしてなんとか1個ずつコードフォームを覚えて押さえられるようになったら、次はコードチェンジでつまづく事になる。

すばやくスムーズに次のコードに移るのはなかなか大変。これは初心者に限らず難しいことなので、気長に練習しよう。近道があったら…良いな。

最初に覚えるであろういくつかのコード、これはそれぞれのフォームの指の位置関係が全く違うので必然的にコードチェンジが難しくなる。

初心者が最初に覚えるのに、である。今から思えばその時点で挫折リスクがかなり上がっている。これは好ましくない…。

初心者こそテンションコード!

そこでテンションコードである。テンションコードっていうのは、

『急に大声を出す、なんかすげえ笑ってる、徹夜明けの感じの響きのコード』

ではなく、まあ何て言うか、良い感じの響きのコードの事。コードネームに9以上の数字が付いてるやつ。

音楽理論的にはちょっと複雑なコードになるが、理論よりまずは鳴らして響きを感じて欲しい。

先に述べたように、最初に覚えるコードって意外と押さえるのが難しい。だったら最初に覚えるコードって何でも良いじゃん、最初に覚えるのがテンションコードってカッコいいじゃんって言うのがこの記事のテーマ。

開放弦を使うと意外と簡単に押さえられるのもテンションコードの良いところ。というか押さえやすくコードアレンジしたら自然にテンションコードになっちゃう感じ。

それではいくつかのオススメコードを紹介してみよう。

折田くん

おじさん来たよ~。

かえるのおじさん

お、折田くんのギターはエピフォンカジノだね。良いね~おじさんも昔持ってたけど、車検代に困って売っちゃったよ~。

折田くん

何その情報。

かえるのおじさん

懐かしいな~ちょっと弾かせてよ。

折田くん

かえるに触らせるのはちょっと…。

かえるのおじさん

大丈夫大丈夫。おじさん食用のかえるだから汚くないよ~。

折田くん

………!!

かえるのおじさん

だからって本当におじさんのこと食べたりしないでくれよ?HAHAHA!

折田くん

アメリカンジョークなのかな…?

…オススメコードを紹介してみよう…。

ほいっ。Gメジャーセブンサーティーンというコード。コードネームに13が入ってる。このコードのテンションノートである。

どうだろう。C、G、そしてF辺りと同じくらい、いやむしろこっちの方が押さえ易かったりしませんか…?

6弦から、人、中、薬、小指の順で押さえよう。

組み合わせると映えるコード

このコードと組み合わせると映えるコードを紹介してみよう。

G△7(13)→F#7(♭13)→Bm7(9/11)の順に弾くとあらジャズっぽい…。ギター始めたばかりの初心者さんがこれ弾いたら超カッコいいと思いますマジで。

1弦開放は鳴らしても鳴らさなくても良いのでお好みで。

ポイントは指の位置関係。フォームを大きく変えないので、割とスムーズにコードチェンジ出来ると思う。

G△7(13)の小指が最初は辛いかも知れないが、ガンバ!

かえるのワンポイントアドバイス

かえるのおじさん

車検代は計画的に積み立てておこうネ!

それではまた~。

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