…おじさん…
遥か遠くで私を呼ぶ声がする。いや、耳元で囁いているのかも知れない。
辺りを見回そうとする。だが質量さえ感じさせる闇に手足を取られて身動き出来ない。
…おじさん…
なおも声は私を呼び続ける。…誰だ…私は…この声を…。
…知っている…。
ギターでポジティブ!
おじさん!
はっ、折田くん。おじさん寝ちゃってたー。
こんなカンカン照りの路上で?下半身が干からびてミイラみたいになってんじゃん。
はっはっは。ギター弾くのに問題無いから大丈夫。(水かきをびろびろ振りながら)
おじさんポジティブ。
さて、今回も初心者さん向けに押さえ易いテンションコードを紹介してみよう。初心者ではないという方にもコードのネタを提案出来れば幸いである。
かえるのワンポイントアドバイス
おじさんは多少ミイラ化してもお湯で戻せば大丈夫だけど、みんなは路上で眠りこけたら危ないヨ!
1弦押さえてテンションコード
今回取り上げるコードはD6(9)というコード。コードネームの過激さに反してオシャレでいい感じの響きの69コード。
コードダイアグラムを表記してみよう。
このように3弦の1本だけを押さえるフォーム。ギターを始めた瞬間から鳴らす事が出来るだろう。
5弦6弦のミュートに多少の慣れが必要かも知れないが、不協和音にはならないのでそんなに意識しなくても大丈夫。
おじさん、良い意味でいい加減。最初っから完璧にやろうとするほど、かえって時間がかかって非効率になる事が多い。
おじさん、能力がないくせに変に完璧主義で、昔からしなくても良い苦労を自分で勝手にこさえてたよ…。
いい加減は良い加減、うん。
組み合わせると映えるコード
このD6(9)コードと組み合わせて弾くと素敵なコードを紹介しよう。
開放弦を活用して、押さえやすくて良い響きのコードを選んでみた。これもバツ印のついた弦は鳴らさないようにミュートする必要があるが、例によってバレーコードよりは簡単に押さえられると思う。
簡単に出来る事は、出来るだけ簡単にする。これが継続のコツ、挫折リスク軽減のポイント。怠けたい訳じゃない…いや本当。
コードネームはとりあえずアルファベットの部分だけ覚えてもらえば。数字とか記号とかはまあその内自然に覚えるさっ、ぐらいでおっけー。手元にギターがあれば鳴らしてみよう。ジャカジャカ。ポロンポロン。
① 役に立った
② 役に立たなかった
③ 何これ
さあどうですか?①?①ですか?①ですね!?いやそう言って頂けると本当にありがたいありがたい毎度ありがとうございまaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
はっ、ちょっと感情的になってしまった。
本当何これ。
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