じゃいくよー。
つい~む。
うひいいいいいィィィィィィ!!!!
つぎ連続でいくよー。
つい~む。つい~む。
ひょうううううぅぅぅゥゥゥゥ!!!!!
背中をすべり落ちるなめらかな感触…。
そのプリン全部食べてねー。
何をやらされているんだ…。
さてさて、今回は【レガート奏法】について。
レガートとは、音をなめらかに繋ぐ奏法のこと。
どゆこと?
ギターを弾くうえで欠かすことのできない、弦を弾かずに音を鳴らすレガート奏法について、いってみよ~。
ギターのレガートとは?
ギター演奏におけるレガートとは、ピッキングせずに音をなめらかに繋げる奏法のこと。
- ハンマリング
- プリング
- スライド
以上の3つが主なギターのレガート奏法。
ハンマリングとは
ハンマリングは弦に指を叩きつけるように押弦することで音を出す奏法。
ピッキングで発音してからハンマリングするのが一般的だけど、ハンマリングのみで発音する上級者もいる。
TAB譜表記はH、またはhなど。
ハンマーでがつーん!
あたっ!ちょ!ほら、へこんで戻らなくなっちゃったじゃん!
プリングとは
プリングは押弦した状態から指を離すことで音を変化させる奏法。
ハンマリングとは逆の感じの動作。
TAB譜ではP、もしくはpと表記される。
プリンをつい~む。
あひゃあああァァァァァァ!!!!!
スライドとは
スライドは弦を押さえたまま、指をすべらせるようにポジション移動して音を変化させる奏法。
弦から指が離れちゃうと音が途切れるので注意。
TAB譜ではS、sl等と表記される。
ほーれほーれ。
ちょっ…すべる…すべるってえいぃぃぃいいい!
レガート奏法の特長
レガート奏法の特長としては、ピッキングしないぶん速く弾ける、ということが挙げられる。
ピッキングのアタック感がなくなることで音のニュアンスが変化する、という効果もある。
そして何より左手の意識が鍛えられる、というのが重要。ギターは弦を押さえる手のほうがエライ。正確に押弦できていないとちゃんとした音が出ないから。
レフティの方は右手のほう。
レガート奏法のポイント
各レガート奏法のポイントについて、共通するのは力を入れない、ということである。
これはギター演奏全般に言えることで、ギターが上手くなるということは、力の抜き方を知るということである。
なめらかに音をつなぐのがレガート。力が入り過ぎているとなめらかさが失われるし、素早いフィンガリングができなくなる。
ピッキングせずに音を出すレガート奏法は、左手に力を入れてしまいがちだけど、重要なのは力よりスピードのほう。
ほら!力抜けよ!
ちょっ、やめっ…!
どうよこのスピード感!
つい~むつい~む。
うぴょおおおおぉぉぉぉぉぉおお!!!!
ハンマリングのポイント
弦を指で叩くように押さえる、というハンマリングは力が入りがち。
ハンマリングでしっかり発音することがレガートの肝の部分。
力を入れずにしっかり発音する…この感覚を掴むのが、弾き始めた頃はなかなか大変なところ。
素早く弦を叩く、と意識してみよう。
そしてもうひとつ重要なのが、指を高く上げない、ということ。
勢いをつけてハンマリングしようとすると、指を高く上げてターンッ!て感じにやりたくなるけど、指が弦から離れすぎるとスムーズさが失われる。
最小限の動きで音を出す、というのが大切。
弦を叩いたときには指からすでに力が抜けている、というスピード感がハンマリングのポイント。
プリングのポイント
おじさんが苦労したレガート奏法はプリング。
初心者の頃に読んだ教則本で、プリングは下に向かって弦を引っ掛けるように指を離す、と書いてあった。これが上手くいかない。
ピッキングせずに音を出す、というと確かに『引っ掛ける』ようなアクションが必要な気がする。
でも実際にやってみると絶対に力が入る。『下向きに』という要素が入ると動きも大きくなる。そうすると素早いフレーズに対応できなくて、なめらかさもなくなってしまう。
【弦からただ指を離す】という感じがプリングの基本。
エレキギターならこれだけで充分音を変化させられる。とにかく力を入れない、というのが最重要ポイント。
プリングでしっかり発音するためには『指を引っこ抜く』という感覚でやってみよう。
そして引っこ抜いた直後にはすでに指から力が抜けている、というのが理想的。
スライドのポイント
スライドで重要なのはフォームを崩さずに左手全体でポジション移動する、ということ。
これまた力を入れずに、左手のひらが指板と平行になるように意識しよう!
ハンマリングのポイント
- 力を入れずに素早く弦を叩く
- 指を高く上げない
- 弦を叩いたときには脱力している
プリングのポイント
- 弦からただ指を離す感じ
- 指を引っこ抜く感じでしっかり発音
- 指が離れたときには脱力している
スライドのポイント
- フォームを崩さず左手全体でポジション移動
- 左手のひらが指板と平行になるように
各奏法とも力を入れずに音を変化させる、という感覚が重要。
ちょっとずつ身につけよう!
レガート奏法を弾いてみよう
TAB譜のレガート奏法の表記を確認してみて、実際に弾いてみよう。
この譜例ではまず5弦3フレットをピッキングしてから、各種レガートにつなげる感じ。
各弦の最初の1音をピッキングしたら、後はピッキングなしで音を変化させる。
この『ピッキングなし』で弾いていく感覚を、ちょっとずつ身につけていこう。
必要な指だけを動かす
必要な指だけを動かす、理屈では分かっていても、実際にそう弾くのはなかなか大変。
動かす指とは別の指が動いちゃう…とくに小指が薬指の動きにくっついてくる。
手指の構造上、そうなるのは自然なこと。力を入れて指をコントロールしようとするのはNG。
各指を独立させて動かせるようになること。これが重要で、かつ難しい。
練習のポイントは、押さえたまま次を押さえる、ということ。
押さえたままで次を押さえるということ
音符についてる数字に注目。どの指で押弦するか、を表している。
譜例の指番号はあくまで一般的な指使い。自分の押さえやすいフィンガリングで大丈夫。
いちど押さえたポジションは、他の弦に移動するまで押さえっぱなしにしておく。
こうすると左手が安定して、適切なフォームのフィンガリングを身につけやすくなる。
左手だけで弾いてリズムキープ
右手のピッキングを入れないと、リズムキープが難しくなる。
利き手じゃないほうの手を、正確なリズムで動かすのは難しくて当然。
左手に意識を置いた反復練習を繰り返すことで、徐々に感覚を身につけていこう。
その際、左手だけで弾いてみる、というのも有効。無理のないテンポでメトロノームを鳴らしながら練習すると更に効果的。
レガート奏法のロックフレーズ
レガート奏法を使ったロックフレーズを紹介してみよう。
フルピッキングでは弾けない速いフレーズも、レガート奏法なら弾きやすい。
注意ポイントは、速いフレーズほどゆっくりとしたテンポで練習すること。
これまたメトロノームをお供に練習するのが効果的。
どんな速弾きギタリストも、ゆっくり丁寧な練習を繰り返して技術を身につけている。
【継続は力なり】をゆる~く続けていこう!
レガート奏法でギター全体がレベルアップ!
ギター演奏は弦を押さえる左手が重要。
つまり利き手じゃないほうを鍛えないといけない。そりゃあ難しいのが当たり前。
マゾになれ!
ま…まあ、そんな感じで練習する向きもあるかもしれない。
レガート奏法は必然的に左手への意識が鍛えられる。
これはギター演奏全体が鍛えられてレベルアップしていく、ということ。
日々の練習にレガート奏法を取り入れて、マゾ…ゲフンゲフン…できないことを、ちょっとずつできるようになっていこう!
右手は後からついてくる!
① 役に立った
② 役に立たなかった
③ プリンで遊んだらダメ!
な…な…①…①…うそだろ…そんな…そんなつもりじゃ…。
そうそう、プリンは美味しく食べるもの!手を使わずにプリンを食べるとか、そういうの
ほーれつい~む。
あっぴゃあああァァァぁぁぁぁ!!!!!